にほんの楽校とは
楽
天宇受売命

楽という字は、木の柄のある手鈴のかたちをしています。お神楽の鈴。これを振り、その楽音で神を楽しませます。それはまた自由、放たれるという意ももちます。にほんを知るのも同じこと。どこかで思いこんだり刷りこまれてしまった日本を放れ、そこかしこにあるにほんを気楽に楽しめばいい。それがにほんの楽校です。

だいぶモダンな世の中になったとはいえ、暮らしのなかを見るとそこかしこににほんがあります。新年を迎えれば初詣に行ってお節を食べたり、お年玉をふるまったりします。夏になるとお祭りを楽しんで縁日に遊んだり、花火見物に浴衣ででかけたりします。座布団に坐ったり、家を建てるときは地鎮祭を執り行ったりします。めでたいことがあると赤飯で祝ったり、旅のお弁当におにぎりを持って行ったりします。風鈴をかけたり、床の間に花を飾ったりします。自動販売機でお茶を買ったり、畳でうたた寝したりします。

どこかなつかしい縁側

そのどれもがにほんです。にほんの楽校では、そんなそこかしこに転がっているにほんを平仮名で「にほん」と綴り、そんなにほんを楽しんでいきたいと思います。そんなにほんなんて知ってるわいと思っても、ちょっと話を聞いてきるとなるほどと思うこともたくさん。にほんの楽校では、そんな話をしてくれたり、ちょっと遊びを教えてくれる方々を招いて座を囲みます。するとそこからまた素敵なにほんが顔をのぞかせます。

暦にはじまり、聞香に荻江節、着物から絵本、工芸まで。さまざまなお話しが万華鏡のように飛びだします。

 

小さなお座敷で、年六回の遊び。

にほんの楽校が開かれるのは年六回。奇数月の日曜日に開かれます。開かれるのは鎌倉の小さなお座敷。九十分、お話しを聞いたり遊んだりして、そのあと講師を囲み、お茶やお菓子、お酒やおつまみで歓談。和カフェで注文もできます。にほんの余韻をお楽しみください。

小さなお座敷
和Cafe

  (写真協力◎和Cafe & ぎゃらりー伊砂)